このページでは、IT初学者が「LinuC レベル1(101試験)」に合格し、現場で使えるLinuxスキルを身につけるための学習順序をまとめています。
1. はじめに:Linuxを学ぶ準備
まずは「そもそもOSとは何か」「なぜLinuxなのか」という根本的な疑問を解消しましょう。
- [第1回] OS(オペレーティングシステム)とは?
- コンピュータの「仲介役」としての役割を理解する。
- [第2回] なぜ文字だけで操作するのか?(CUIのメリット)
- エンジニアがマウスを捨ててコマンドを使う理由を把握する。
- [第3回] Linuxの種類(ディストリビューション)
- Debian系とRed Hat系の違いを知り、学習環境を選べるようにする。
2. Linuxの「地図」と「歩き方」
基本操作をマスターし、Linuxの世界に慣れていくステップです。
- [第4回] ディレクトリ構造をマスターする
/etcや/varなど、どこに何があるかの「住所」を覚える。
- [第5回] 基本コマンド10選
ls,cd,pwdなど、移動と表示の基本を手に馴染ませる。
- [第6回] パイプとリダイレクト
- コマンド同士を繋いで、複雑な処理を1行で行う魔法を学ぶ。
3. システム管理者の第一歩
実務で最も重要となる「権限」と「管理」の概念を深く理解します。
- [第7回] パーミッション(権限)の仕組み
rwxと数字(755など)の計算を完璧にする。
- [第8回] ユーザーとグループの管理
/etc/passwdの見方と、管理者(root)の扱い方を学ぶ。
- [第9回] viエディタを使いこなす
- 黒い画面で設定ファイルを編集する技術(モードの切り替え)を習得。
- [第10回] プロセス管理と監視
- システムの健康状態をチェックし、トラブルを解決する方法を知る。
💡 試験合格へのプラスアルファ
上記の基礎を固めたら、以下の「試験対策」に特化した学習を組み合わせてください。
- コマンドオプションの暗記: 主要コマンド(
cp,ls,tarなど)の主要なオプション。 - パスの暗記: 設定ファイルのフルパス(例:
/etc/resolv.confなど)。 - ネットワーク設定: IPアドレスの確認方法やDNSの設定。
- パッケージ管理:
aptとdnf(yum) の具体的な操作コマンド。
🛠️ 推奨する学習環境
見るだけでなく、実際に触ってみるのが合格への最短ルートです。
- Windowsの方: WSL2(Windows Subsystem for Linux)をインストール
- Macの方: ターミナルを起動(標準でLinuxに近い環境が使えます)
- 共通: VirtualBox + Ubuntu もしくは AlmaLinux